AR平面認識時での最適なUIUXデザイン設計について
2018.11.13
2018.11.13
Googleが公表しているARコンテンツの最適なデザインやUIUXを紹介するコンテンツ「Augmented Reality Design Guidelines」。
前回はARオブジェクトの最適な配置方法を紹介しましたが、
今回は平面認識時にユーザーにとって最適なUIUX設計について紹介しようと思います。
平面認識の手順を伝える
正しくかつ正確に平面を認識させるため、ユーザーに対してどのように認識すればいいかを視覚的に分かりやすく伝える必要があります。
下記のようにアニメーションとともに認識方法を提示してあげると分かりやすいです。
上記は初回時だけに出すのではなく、ユーザーが場所を移動した際に再度表示させることも重要です。
平面認識済エリアの表現方法
平面認識が完了したら以下の3つに気をつけて認識エリアを表現する必要があります。
- ユーザーが素早く移動しても見失わないようなシームレスなアニメーションを付与させる
- 半透明のテクスチャでどこが認識されたかを明確にする
- 認識エリアをつなぎ目のない一貫性のあるデザインを表現
- 継続的に感知していることをテキストまたはテクスチャで表現する
複数の平面を分かりやすく表現する
複数の平面を感知した場合は色分けなどをして別の平面ということをユーザーに分かりやすく伝える。
また、一度に複数の平面を強調するのではなくユーザーが目的としている平面に対して強調することも心がける。
おわりに
平面認識時のアニメーションはユーザーにとってとても分かりやすいUIかと思います。
UI設計の際に是非参考にしてみてください。